『リーダー論』(講談社AKB48新書) 新書
高橋 みなみ(AKB48) (著)
著者は、すでに卒業していますが、AKB48グループの総監督だった方です。
AKBに興味がないので、この本を読むまで知りませんでしたが、
AKB48だけでメンバーが100名以上(48人+研修生)いるんですね。
さらにNMBやSKEなどの姉妹グループを合わせると、
国内だけで300名、海外も含めると500名近くになるそうです。
私が会社員だった20年余りを振り返ってみても、
500名のメンバーを率いるリーダーはまずお目にかかりません。
AKB48の100名をとっても、会社で相当上位レベルの管理職ではないでしょうか。
しかも、AKB48グループはメンバー全員が女性ですので。。。
まとめあげるのに相当の苦労があったことは、想像に難くありません。
“リーダーの仕事の中でも、大部分を占めているのが
チームのメンバーひとりひとりとのコミュニケーションです。
個人との信頼関係の積み重ねが、リーダーにとって大切で、
いいチームを作り上げることにもつながっている。
これは、リーダーに限らずメンバー同士の関係性にも応用できることだと思います。
いかに個と個として向き合っていけるかが、
チーム全体のパフォーマンスを高めることにもつながっているんです。”
(44ページ)
チームといっても、1人1人の個人の集合体であるので、
メンバー個人個人との良い関係性を築こうとしない限り、
良いチームにならないとおっしゃっています。
相手のことを「その他大勢」でなく、1人の個人としてちゃんと見てますよと示す。
困っている、悩んでいるときにはそれを察知して支える。
そうやって個人としての信頼関係を築いていく。
それがあるから言うことに耳を傾けてくれる。
そして、そのリーダーとメンバーの良好な関係性が、
メンバー間の関係性に波及するということになります。
逆に言えば、それ無くして、壇上から伝える上意下達だけでは
機能しないということです。
前回紹介したバッタ本もそうですが、
現場での「具体的な」経験談が一番面白くて役に立ちます。
タレント本ということで、以前は全く手に取る気にもならなかったのですが、
そういう単調鶴な判断はしてはいけないですね。
私のように、読む必要ないだろうと思われていた方も含め、
ぜひ読まれることをお勧めします。




